最速で腹を凹ませるための「境界を超えるフッキン」

取材・文/井上健二 撮影/小川朋央 スタイリスト/山口ゆうすけ ヘア&メイク/村田真弓 監修/<a href="/tags/shinobu_shimizu/">清水 忍</a>(IPFインストラクションズ代表)

(初出『Tarzan』No.743・2018年6月28日発売)

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お腹を最速で凹まして割りたいなら、フッキンの回数を増やすのではなく、強度を上げるべき。回数が増えて1セットに要する時間が長くなるほど、後半はフォームが乱れやすく効き目が落ちる。3段階で少しずつ強度を上げよう。

レベル1では腕の重みが加わる。レベル2では稼働域が広がり、レベル3はウェイトで負荷を増大。徐々に重みを増やしていきたい。

ポイントは「回数」ではなく「負荷」

レベル1. ハンズ・ビハインド・ネック

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床で仰向けになり、両膝を90度曲げて立て、両手を頭の後ろに添える。肘を太腿につけるように、左右の肩甲骨が床から浮くまで上体を起こす。背骨を下から1個ずつ床につけるように戻る。手で頭を引き起こそうとしない。

レベル2. フルストレッチ・クランチ

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お尻にクッションを敷いて仰向けになり、両膝と股関節を90度曲げて両脚を浮かせる。両手は頭の後ろ。肘を太腿につけるように、左右の肩甲骨が床から浮くまで上体を起こす。背骨を下から1個ずつ床につけるように戻る。

レベル3. クランチ・ウィズ・ウェイト

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仰向けで両膝を90度曲げて立てる。両手で2リットルサイズのペットボトルなどの重りを持ち頭上に掲げる。重りを真上に高く押し上げるように肩甲骨が床から浮くまで上体を起こす。背骨を下から1個ずつ床につけるように戻る。