酵母や乳酸菌の宝庫「ワカメときのこの味噌白和え」|シンバイオティクスを美味しく実践する #1

シンバイオティクスを美味しく実践するレシピを紹介!

取材・文/石飛カノ 撮影/小川朋央  スタイリング・料理・栄養監修/美才治真澄

(初出『Tarzan』No.771・2019年8月29日発売)

シンバイオティクスとは?

ヨーグルトや味噌などの発酵食品に含まれる乳酸菌やビフィズス菌は、いわゆる善玉菌の代表格。カラダに有用とされるこれらの菌そのものを腸まで届けましょうというのが「プロバイオティクス」。

一方、食物繊維やオリゴ糖、レジスタントスターチといった腸内細菌のエサになるルミナコイドを腸まで届け、善玉菌の働きをサポートしましょうというのが「プレバイオティクス」。

で、どうせなら2つを組み合わせて、有用菌とルミナコイドを一緒に摂っちゃいましょうというのが「シンバイオティクス」だ。

味噌は酵母や乳酸菌の宝庫。大豆由来の食物繊維も豊富です。

プロバイオティクス食材の味噌に海藻ときのこの食物繊維をプラス。火を使わずに手軽に作れる和の副菜。よく冷やしてレモンの搾り汁を加えると、さっぱりいただける。

材料(1人分)

「ワカメときのこの味噌白和え」|シンバイオティクス
  • 生ワカメ[プレ]  1カップ(30g)
  • エノキタケ[プレ]  1/3袋(30g)
  • 木綿豆腐  100g
  • 【A】味噌[プロ] 大さじ1、すりゴマ(白) 大さじ1、レモン汁 大さじ1、レモン 好みで適宜

※材料に示した[プロ]はプロバイオティクス食材、[プレ]はプレバイオティクス食材です。

4ステップで作る「ワカメときのこの味噌白和え」

ステップ1. 生ワカメはざく切りにする。

「ワカメときのこの味噌白和え」|シンバイオティクス

ステップ2. エノキタケは石突きを落とし、ラップで包んで電子レンジで30秒ほど加熱する。

「ワカメときのこの味噌白和え」|シンバイオティクス

ステップ3. ボウルに木綿豆腐を入れてフォークでつぶす。

「ワカメときのこの味噌白和え」|シンバイオティクス

ステップ4. 木綿豆腐にエノキタケとAを混ぜ、ステップ1の生ワカメを加えて和える。器に盛り、好みでレモンを添える。冷やしたほうが美味しい。

「ワカメときのこの味噌白和え」|シンバイオティクス