冬山キャンプで味わいたい。雪山アスリートが作る北欧コーヒー

世界のフィットネスの話題をお伝えする「WORLD FITNESS NEWS」。今回は北欧でも異彩を放つ、雪山アスリートたちが作る〈スカンジナビアン・アルプス・コーヒー〉について。

edit: Takashi Osanai

初出『Tarzan』No.848・2023年1月4日発売

冬山キャンプで味わいたい。雪山アスリートが作る北欧コーヒー

雪山の達人がつくる山の北欧コーヒー

北欧はコーヒー先進国。

街のマイクロロースターで焙煎されるのは、豆の果実味を生かした浅煎りが主流で、味へのこだわりはかなり強め。

そんなコーヒー愛溢れる現地でも、〈スカンジナビアン・アルプス・コーヒー〉は異彩を放つ。

スカンジナビアン・アルプス・コーヒー

スカンジナビアン・アルプス・コーヒー

北海道でスキーインストラクターをしていたこともあるスキーヤーのオーナーが世界を渡り歩くなかで出会った雪山仲間がビジネスの母体。 WEBサイト

焙煎所があるのは、首都オスロから北西へ約200kmのスキーリゾート「ヘムセダール」。切り立った岩山と滝を正面に見据える攻めた立地だ。

HPのスタッフ紹介には、クロスカントリー選手やフリーライドスキーの世界チャンピオン、プロスノーボーダーなど、なぜか雪山の達人がズラリ。

しかし、そもそも北欧では古くから山仕事をする人々の休憩のお供はヤカンで煮出す“フィールドコーヒー”。山とコーヒーは切っても切り離せない関係だ。

ややもすると山のお土産風だが味は確か。冬山キャンプでコーヒーを飲むなら“本場の味”を選んでみては。

Reporter

UTANO YOSHIKO/ヘルシンキ在住歴17年。TVの撮影帯同を中心に活動。オフィスへの往復20kmサイクリングが毎日の小さな癒やし。YouTubeチャンネル『北欧さんぽ』更新中。

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