階段に置かれたボール

6:00 p.m. at Komazawa Park

友人同士でチームスポーツを楽しんだり、あてもなく歩いてみたり、ただぼうっと佇んでいたり。同じ空間で同じひとときを過ごす人々をスナップした連載企画。Vol.2は1964年のオリンピックの会場にもなった東京・駒沢公園の夕暮れ時。

取材・文/岡島みのり 撮影/キム・マルセロ

ひなた(ミュージシャン)

サックスプレイヤー

サックスプレイヤー

サックスプレイヤー

サックスプレイヤー

ミュージシャンのひなたさんは、橋の下で、壁に向かってサックスを吹くのが日課。「壁に音をぶつけることで、自分の音を客観的に知ることができるんです。夜勤の仕事の前に公園に立ち寄って、時間ギリギリまで演奏しています」。愛用のサックスは“セルマー ジュビリーシリーズIII”。・首からかけたストラップは〈BAIR〉。@anchi848

モラレス・フィンチ/アンディ・リオ(会社員)

トレーニングセンターで体づくりに励む二人をスナップ。フィンチさんは〈リーボック〉の《ナノ X》、リオさんは〈ミズノ〉の《ウェーブ ライダー》のシューズを着用。

ヒロシ(会社員)

施設のガラスを鏡代わりにシャドーボクシング。ヒロシさんは時折、夜の駒沢公園で自身と向き合う時間を設けている。全身をモノトーンで統一したスタイルが闇に溶け込みクール。ウェアはすべて〈ナイキ〉で揃えた。

山田ノーラ(教師)

インターナショナルスクールの教師として務めるノーラさんは、体を動かすことを長年の習慣にしてきた。「今日は金曜日の夜だからウォーキングの気分。週3、4で走っていて、土曜の朝は二子玉川の河川敷をランするのが好きなんです」 

せいや

「月イチで、夜に開催される8人制サッカーの試合に参加してます。7分2セットでテンポもよく、社会人も大学生も混ざっていて自由な雰囲気があるのがいいですね」。ボランチとして活躍するせいやさん。夜でも目立つ蛍光色の〈プーマ〉のトップスと〈ミズノ〉のスパイクが目を惹く。@km.sei

杉﨑円香(学生)

8人制サッカーの大会「ソサイチ」の運営として携わっている杉﨑さん。「試合のアナウンスや記録、あとはSNSにアップする写真を撮ったりしています。11人制のサッカーより展開が早くて参加のハードルも低いので、こんな楽しい競技があるんだよということをもっと広めていきたい!」。自身も普段はプレイヤーとして活躍。

@7mado_k

武者昂芽(サッカーコーチ)

普段はサッカーコーチとして働いている武者さんは「ソサエティ」でレフェリーを務めることも。お仕事時計は〈G-ショック〉、スパイクは〈ミズノ〉の《モレリア》。

ジョージ(学生)

駒沢公園のバスケコートは、小学生から大人まで幅広くプレーする人気のスポット。中学生のジョージさんもその一人。「ここで一緒にバスケをしているのは、全然別の学校の友達。自然とここに集まって遊んでいるって感じ」@451joji