フランク・ショーター(マラソン)|ターザンのスクラップブック

真似しようとしても決して叶わない、独自のスタイルを持ったアスリートたち。色褪せない永遠のスタイルアイコンを日替わりで紹介します。

文/トロピカル松村 写真/アフロ

フランク・ショーター
Frank Shorter (USA), DECEMBER 3, 1972 - Marathon : Frank Shorter of the USA runs during the 26th International Open Marathon Championship in Fukuoka, Japan. (Photo by Shinichi Yamada/AFLO) [0348]
フランク・ショーター(1947-)|アメリカ
(マラソン)

1971年に福岡で行われた国際マラソンに出場し優勝。長めの髪に口ひげという、ランナーには少し珍しいスタイルも相まって脚光を浴びるなか、翌年のミュンヘン・オリンピックでは、マラソン競技で64年ぶりの金メダルをアメリカにもたらした。1973年の毎日マラソン大会では、腹痛に襲われ、途中用を足しにコースを外れるも大会新記録で優勝した伝説を持つ(しかもこの記録は1985年に阿部文明が更新するまで12年間大会記録であった)。1977年にスポーツウェア会社の〈フランク・ショーター・ランニングギア〉社を設立。Tシャツやジョギパンなどさまざまなアイテムを手掛けた。