ジャック・マイヨール(ダイビング)|ターザンのスクラップブック

真似しようとしても決して叶わない、独自のスタイルを持ったアスリートたち。色褪せない永遠のスタイルアイコンを日替わりで紹介します。

文/トロピカル松村 写真/アフロ

ジャック・マイヨール
Jacques Mayol.
ジャック・マイヨール(1927-2001)|フランス
(ダイバー)

フランスのフリーダイバー。30歳を迎えた1957年に勤務先のマイアミ水族館で出会ったイルカから、長時間の素潜りや、水中遊泳の手法を習得(イルカとの最初の出会いは10歳の時に訪れた佐賀県唐津市、屋形石の七ツ釜)。退職後にカイコス諸島へ。1976年に、素潜りで水深100mの記録をつくり、人間の生命力に関する科学の常識を破った。1983年に映画監督のリュック・ベッソンと出会い、1988年に自伝を基にした映画『グラン・ブルー』が同監督により誕生。ヨガ、禅など東洋の叡智を学び、千葉・館山に別荘を構える日本好きでもあった。