8:00 a.m. at Ichinomiya

友人同士でチームスポーツを楽しんだり、あてもなく歩いてみたり、ただぼうっと佇んでいたり。同じ空間で同じひとときを過ごす人々をスナップした連載企画。Vol.4は千葉県一宮町で毎週サーフィンを楽しむクルー「アプレサーフトーキョー」のとある1日を追った。メンバーは年齢、国籍、性別もさまざま。ただサーフィンをするのではなく、何気ない会話や食事、ドライブ中までが、彼ら、彼女らにとって憩いのひとときなのだ。

取材・文/岡島みのり 撮影/キム・マルセロ

Jose Paz (CoS)

毎週日曜日の朝、都内から集まっているというサーフィンクルー〈アプレサーフトーキョー〉のメンバー。Jose Pazさんもその一人。「まずは朝食をみんなで食べてから1日が始まります。そしてお気に入りの『ワンワールドサーフショップ』で談笑しながら着替えて海へ」〈オニール〉のウェットスーツは厚手の生地を用いた冬仕様。足元も冷えを防止するために〈WSP〉のブーツを着用した。@pazrendal

レイラ (フリーランスモデル/DJ)

「サーフィン中もおしゃれは楽しみたいから、ウェットスーツは自分仕様にアレンジしたオーダーメイド。〈ビラボン〉で作ってもらったのですが、ポイントは上半身にプリントされたフラワーパターンです」。最近ハマっているという耳ツボジュエリーは、ピアスなしでも顔周りを華やかに。ボードは〈YU サーフ クラシック〉を愛用中。@reyla__25

Raphael Hode (CEO)

9フィート越えのロングボードを手に「今日も楽しかった」と話すRaphaelさん。1969年に誕生したオーストラリアのサーフブランド〈リップカール〉のウェットスーツと〈Sam〉のトップス、そして時の経過が一目でわかる防水のウォッチも忘れずに。「今日の波はちょっと穏やかだけど、そんな日もたまにはありですね。夏はもちろんですが、冬の澄み切った空気でサーフィンするひとときも格別」@raphael_hd

林 絵子 (グラフィックデザイナー)

「サーフィンを始めたきっかけは3年前。仕事柄デスクワークが多いので外に出るきっかけが欲しくなり、この集いに参加するようになったんです。色々な国籍の方が集まるので、インンターナショナルなつながりができるのも嬉しくって」。サーフボードは〈クライム〉を愛用中。バケットハットも防水仕様の〈ビラボン〉。@hayashi.eko

David Robert (アートディレクター)

「フランスにあるラ・ロシェルという街が故郷。ここでサーフィンを学んでからずっと生活のそばにあります。5年前日本に来てからしばらく控えていましたが、今のクルーと出会ってから再びサーフィンをするように」。〈クライム〉のショートボードが相棒。ちょっとした移動には〈オーシャンパシフィック〉のビーチサンダルを重宝している。@dave_s_drawings

 サミル (会社員)

〈クライム〉のロングボード片手にポーズを取ってくれたサミルさん。ウェットスーツは5.5mmと肉厚な〈パタゴニア〉をチョイス。冬の厳しい寒さから体を守ってくれる、今の時期には欠かせないウェアだ。海から上がったあとは、サーフショップでシャワーを浴びて一息。@sam_na_ka

ヨウイチロウ (クリエイティブディレクター)

〈アプレサーフトーキョー〉を主宰するのは、東京を拠点に活動するクリエイティブディレクターのヨウイチロウさん。「仲間やAirbnbで募った外国人観光客を連れて、定期的にサーフィンを楽しんでいます。早朝出発は大変ですけど、美しい海を見たら疲れも何もかもが吹っ飛ぶんですよね」。ウェットスーツは〈スリーウェザー〉を着用。@yoichiro_tamada

 

サーフィン後は食堂で定食を囲んで食べたり、車を少し走らせてコーヒータイムを過ごす。自由気ままなひとときを満喫するのが「アプレサーフトーキョー」の魅力。参加してみたいという人はInstagram(@apressurf.tokyo) をチェックだ。

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