8:30 p.m. at WPÜ SHINJUKU

友人同士でチームスポーツを楽しんだり、あてもなく歩いてみたり、ただぼうっと佇んでいたり。同じ空間で同じひとときを過ごす人々をスナップする連載企画。vol.8は、〈BEAMS SPORTS〉が主催したランニングイベントに密着。イタリア・ミラノ発のトレイルランニングブランド〈WILD TEE〉によるサポートのもと、新宿のホテル〈WPÜ SHINJUKU〉をハブに、50名を超えるランナーが夜の新宿を駆け抜けた。

取材・文/岡島みのり 撮影/キム・マルセロ

タイムやスピード以上に、何より走ることを楽しむ。2月6日(金)、〈BEAMS SPORTS〉が主催する『BEAMS SPORTS featuring WILD TEE “ONE CAN RUN HOUR”』が〈WPÜ SHINJUKU〉で開催された。ホテルからはじまり、西新宿から都庁へ。往復30分ほどのコースは、皆が一体となって走ることで特別な体験となった。

安部陽乃/Hana(ランナー/会社員)

ランニング後はクラフトビールを片手にみんなで歓談タイム。安部さんとHanaさんは〈WILD TEE〉の長袖Tをおそろいで着用。「今回は撮影で参加しました。都庁前はライトアップが綺麗かつ平地で走りやすく、会話も楽しめるルートでしたね。ピアスは〈Baqless〉。バックキャッチがなく落ちないのでランナーに本当におすすめです(阿部陽乃)」。「最初はトレランから始めて、徐々にロードも走るように。夏は毎週末、山を走っています(Hana)」。@haru_nico412@ballerinahanah

Nanoha(アーティスト)

ピンクカラーのバズカットがひときわ目を引いていたNanohaさん。「イベントは他の人の着こなしを見るのも楽しくて、ファッションイベントみたいでした。趣味兼仕事で、ランニング中にサンプリングした音からビートを作っていて。いつか走りやすい曲をリリースしたいです」@nanoha_i

Akari/Likou/Ryukun(パーソナルトレーナー/モデル/モデル)

ランニングが共通の趣味という3人。新宿という土地でランニングをすることが新鮮だという彼らは、普段着にスポーツウェアをさりげなく取り入れている姿が印象的だった。「個人的には〈On〉と〈Goldwin〉が最近のお気に入り。はじめて新宿を走りましたが、思っていたより静かで動きやすかったですね。普段は駒沢によく出没します(Ryukun)」。@likoudayo @che.ryu

たなべかいち/コタ/ちか(学生/学生/学生)

2022年に発足した文化服装学院ランニング部のメンバーも参加。通学で慣れ親しんでいる新宿を駆け抜けた。ランニングウェアブランド〈TANNUKI〉とコラボレーションするなど、活発に活動しているという。「実は意外と、学校の近くを走ることはなくて。今回走ってみてとても刺激的だったので、今後コースに加えたいなと思いましたね(コタ)」。かいちさんは〈COMME des GARÇONS〉のパンツを、ちかさんはバンダナを袖に巻いてランニングをファッション的に表現した。@k0ta_dayo@chimchae.02

ロノ・ブラジル・サード(DJ、〈COSMOS JUICE TOMIGAYA〉オーナー)

〈BEAMS SPORTS〉では過去にプレイリストを紹介したりと、ランと音楽を日々結びつけているロノ・ブラジル・サードさん。親交のあるランナーとともに走る新宿は、純粋に楽しい思い出となったという。「代々木や駒沢方面でのランイベントが多いので、新宿というロケーションは新鮮でよかったと思います。今日は〈WILD TEE〉のキャップとTシャツ、中に〈gnuhr〉のフーディを重ねて」。@lono3

Jojo(モデル)

「大会に参加するのは日々のモチベーションを高めますが、今日みたいに多くのランナーと楽しくナイトランする機会も大好き!」というJojoさん。「Tarzan Web」でモデルを務めたこともある彼女は、私服でもお洒落と機能を両立させている。Tシャツは〈WILD TEE〉、シューズは〈Adidas〉の《ADIZERO EVO SL》を着用。@joannamiwako

牧野英明(BEAMS CREATIVE 事業開発1部 ディレクター)

〈BEAMS〉スタッフの中で随一のランニング愛があり、いつでも10km走れるスタイリングを心がけているという牧野さん。今回のイベントでは先頭を走り、約50人のランナーを先導した。「西新宿エリアのランは信号が少なくて走りやすいし、都庁のプロジェクションマッピングも面白い。50人近く集まって、正直圧巻でした。主催側は初めてで緊張しましたが、みんなの走る姿を見られて嬉しかったですね」。@makinohideaki

ランニングが終わると、DJのビートがゆっくりと夜の空気に溶けていく。フードやドリンクを片手に、走った人も見守っていた人も同じフロアで余韻を分け合う、新しいコミュニティのかたちがそこにあった。@beams_sports