マッサージより効くステーキ? 俳優・松尾諭さんのご褒美ルーティン。

ラーメン三昧の日々を経て、たどり着いたのは無理なく続ける食習慣。俳優・松尾諭さんが実践する、摂生とご褒美のバランス術を聞いた。

text: Aya Honjyo photo: Akira Yamaguchi

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俳優・松尾諭さんが一本下駄を履いてトレーニングする様子

いわゆる筋トレの習慣はないが、パーソナルトレーニングでは一本下駄に取り組む松尾さん。「肩が開いて背すじが伸び、体重が変わらなくても“痩せた?”と言われます」。

Profile

松尾諭(まつお・さとる)/1975年生まれ。2000年に上京し、映画『忘れられぬ人々』で俳優デビュー。Netflixの大ヒットドラマ『イクサガミ』に近山彦一役で出演。

摂生と豪快に食べる日のバランスを保つ。

大の総合格闘技ファンとして知られる俳優・松尾諭さん。がっちりと厚みのある体格のベースは、高校時代に部活で打ち込んだラグビーだという。

「若い時は役のイメージもあって“痩せちゃダメなのかな”って自分のキャラ付けをして、飲んだ後には絶対シメを食べてました」

もともと食べることは大好きで、特に愛してやまなかったのがラーメン。地方ロケでは、ご当地ラーメン詣でを欠かさず、昼食はもとより夕食後にも食していたとか。

「ひもじい思いをしない保険として、いつもカバンにカップヌードルも入れてましたね。ハイチュウみたいな感覚で(笑)」

ただ、40歳を越えたあたりから疲れやすくなりカラダに異変が。一念発起してラーメンを封印しパーソナルトレーニングも開始。

「体調はかなり改善しました。姿勢も良くなって。たまにめっちゃ食べて飲むこともあるけど、大抵は和食中心の食生活で、バランスを取ってます。最近は忙しくて時間が取れないけど、甘酒と水でファスティングしてた時期もありました。健康だからこそ、おいしく食べられると思うんです」

睡眠の質のことも考え、家では基本的に19時以降は食べないという。とはいえ、舞台や映画などの本番前にはエネルギーチャージが不可欠。ここぞという時に、松尾さんが決まって足を運ぶのが目黒のステーキハウス〈リベラ〉だ。

「いつも赤身が旨いヒレと、大盛りのご飯をオーダーします。まぁまぁな金額なんですが、マッサージに行くより断然効く! 次の日どころか、食べた直後からめっちゃ元気になるんですよ」

目黒〈リベラ〉のバダ・ハリステーキ

目黒〈リベラ〉のバダ・ハリステーキ(6,900円)は、ヒレ450gと圧巻のボリューム。「ちょっと疲れてるなという時、このステーキが頭に浮かびます」。

〈ステーキハウス リベラ 目黒店〉

プロレスラーや格闘家が愛する「肉の聖地」として有名な老舗ステーキハウス。東京都目黒区下目黒6-17-20。17:00〜23:00、月曜、第3火曜休。