材料を混ぜるだけ。簡単マイドレッシングで内臓脂肪を削減。

自炊の回数を増やして食事内容をコントロールするのは、内臓脂肪削減への近道。しかし、サラダにたっぷりとドレッシングをかけてはいないだろうか?簡単かつカラダに負担をかけない「お手製ドレッシング」にチャレンジしてみよう。

取材・文/石飛カノ 撮影/五十嵐一晴 スタイリスト/高島聖子 料理監修/河村玲子 撮影協力/UTUWA

初出『Tarzan』No.894・2025年1月4日発売

内臓脂肪を削るドレッシング
教えてくれた人

河村玲子(かわむら・れいこ) /1985年、東京都生まれ。メンタル&フィジカルサポートスーパーバイザー。全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会認定パーソナルフィットネストレーナー、管理栄養士。同志社女子大学卒業、大手フィットネスクラブを経て、独立。カナダで管理栄養士トレーナーとして活動し、ニューヨークでピラティスを学ぶ。フィジカルとメンタルに加えて栄養面でも専門的な指導が行える稀有な存在として人気。

太りにくい油を選択。コメ油でマイドレッシングを作る。

多くの市販ドレッシングに含まれているのが、水と油を均一に混ぜ合わせたり食品の食感をアップさせたりする乳化剤。これをサラダを食べるたびにざばざばかけてしまうのはちょっと考えもの。近年では乳化剤の過剰摂取が肥満の原因のひとつとされているからだ。

ならばドレッシングもときには自作で。使うのは強い抗酸化作用を備えたコメ油。原料は玄米を精米したときの米ぬかなので、玄米由来の栄養素が補給できるうえ、酸化しにくくクセがない。カラダに負担をかけず、どんな食材にも合うドレッシング作りには最適だ。

内臓脂肪をサクッと削る食事のコツ。
  • 朝食は必ず食べる。
  • 超加工食品は避ける。
  • 主菜は豚や牛より鶏や魚を選ぶ。

イタリアンドレッシング ヨーグルトドレッシング にんじんドレッシング

シンプルなイタリアンドレッシング。

材料は最低限で味もシンプル。ベーシックで使い勝手のいいドレッシング。週末に作っておけば重宝する。

材料(6回分)
  • コメ油…大さじ3
  • 酢…大さじ1.5
  • レモン汁…大さじ1.5
  • 塩…小さじ1/2
  • 砂糖…小さじ1/2
  • 胡椒、乾燥パセリ…お好みで
作り方

すべての材料を合わせる。

魚や鶏肉にも合うヨーグルトドレッシング。

ギリシャヨーグルトを使ったちょっとリッチなドレッシング。サラダだけでなくグリルした魚や鶏肉などにも合う。

材料(6回分)
  • ギリシャヨーグルト…1個(100g)
  • レモン汁…大さじ1
  • 塩…小さじ1/2
  • コメ油…大さじ1.5
  • オニオンパウダー…お好みで
  • ガーリックパウダー…お好みで
作り方

すべての材料を合わせる。

中東風・ニンジンドレッシング。

ニンジンとクミンの組み合わせは中東風のテイスト。サラダがカットキャベツのみの場合は彩りにもなる。

材料(6回分)
  • ニンジン…1/6本
  • 玉ネギ…1/6個
  • コメ油…小さじ2
  • 酢…小さじ2
  • はちみつ…小さじ1/4
  • 塩…小さじ1/4
  • クミンパウダー…お好みで
作り方

すべての材料をミキサーに入れて攪拌する(ミキサーがない場合は野菜をすりおろし、その他の材料を混ぜる)。

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