食欲を後押しする「カレーゴーヤチャンプルー」|ツレヅレハナコのカラダめし。
食・酒・旅を愛する文筆家&料理研究家・ツレヅレハナコさんによる“カラダめし”のご提案。独特の苦味が特徴のゴーヤは、胃液の分泌を促して食欲をサポートする夏野菜。豚肉や厚揚げ、卵を合わせたチャンプルーは、タンパク質もたっぷり摂れる夏の定番メニュー。カレー粉のスパイシーな香りが食欲をさらにかき立てられる一皿です。
text: Kano Ishitobi photo: Tetsuya Ito Styling: Mariko Nakazato nutrition Supervision: Akiyo Kido
『Tarzan』No.929 on sale July 9

ゴーヤ|夏の食欲を支える苦味成分に期待。

【100g当たり】熱量15kcal・タンパク質1.0g・糖質 1.3g・脂質 0.1g
本土でもすっかり夏野菜の常連となった沖縄特産ゴーヤの特徴は、なんといっても独特の苦味。その正体はモモルデシンという苦味成分。やみくもに苦さを演出するだけではなく、胃液の分泌を促して食欲を促す作用が期待できるという。暑い夏を乗り切るための「うちなんちゅ」の知恵を上手に取り入れ、酷暑を乗り切りたい。
スパイス効果でさらに食欲アップ「カレーゴーヤチャンプルー」。
「“チャンプルー”は沖縄の島豆腐と野菜の炒め物、という意味のようです。今日は島豆腐と同様、水切りの必要がない厚揚げを使うので、なんちゃってチャンプルー。豚肉も卵も加わり、タンパク質が超リッチです。
タネを包んでいる白い綿状のワタは、苦味の元なのでスプーンで取り除きます。そしてもう一つ苦いのは、緑の皮の部分。ただこっちは加熱すると苦味が軽減されるのでそのままに。白い部分は苦くないので適度に残しましょう」(ツレヅレさん)

材料(2人分)
- ゴーヤ…1本(約200g)
- 豚もも薄切り肉…200g
- 【A】
塩…少々
コショウ…少々 - 厚揚げ…1枚
- 卵…1個
- 醬油…大さじ1
- ゴマ油…大さじ1/2
- 【B】
カレー粉…小さじ1
かつおぶし…3g
作り方

1.ゴーヤは縦半分に切りスプーンでワタをかき出し、5mm厚さの薄切りにする。豚肉はAをまぶして一口大に切り、厚揚げはちぎる。

2.フライパンに油を中火で熱し、厚揚げを並べ入れる。2分焼いて焼き目をつけ、端に寄せる。空いたところに豚肉を並べ入れる。

3.豚肉の上にゴーヤを乗せる。

4.蓋をして2分ほど蒸し煮にする。

5.全体を炒め合わせて醬油を加え、溶いた卵を加えて全体に大きくからめながら焼く。

6.Bからまずカレー粉をふりかけ、最後にかつおぶしを加える。



