低脂質・高タンパクをひと工夫「豚と野菜のうま煮」|ツレヅレハナコのカラダめし。
食・酒・旅を愛する文筆家&料理研究家・ツレヅレハナコさんによる“カラダめし”のご提案。低脂質・高タンパク質な豚もも肉は、積極的に取り入れたい食材のひとつ。ただし、加熱するとパサつきやすいのが悩みどころ。そこで、片栗粉でとろみをつけて、とろりとしたあんが豚肉に絡み、ごはんが進む一皿に。
取材・文/石飛カノ 撮影/伊藤徹也 スタイリスト/中里真理子 栄養監修/貴堂明世
初出『Tarzan』No.913・2025年10月23日発売

豚もも肉|タンパク質をひと工夫で美味しく。

【100g当たり】熱量171kcal・タンパク質20.5g・糖質0.2g・脂質10.2g
豚もも肉は畜肉の中でも一、二を争う低脂質高タンパク質食材。とくにブランド豚ではない一般的な豚もも肉はより脂質が少ない。筋肉をつけたい人にとってはありがたい存在だが、食いしん坊にとっては食感のパサつきが玉にキズ。なので、若干のオイルで調理したり野菜のとろみ感を加えたりと、料理の工夫のしがいがある。
お肉たっぷり四宝菜「豚と野菜のうま煮」。
「包丁を寝かせ、白菜の芯をそぐように薄く斜めに切る『そぎ切り』は、切り口の表面積が大きくなることで、味が染み込みやすくなります。またニンジンを七夕の笹に飾る短冊のように薄い長方形に切る『短冊切り』には、火の通りがよくなる効果が。短時間の調理で済むのです。煮汁の片栗粉は底に沈むので、入れる前にもう一度混ぜることをお忘れなく」(ツレヅレさん)

エネルギー(1人前・ごはん含まず)
カロリー…283kcal
タンパク質…24.9g
糖質…11.1g
脂質…16.5g
材料(3〜4人分)
- 豚もも肉(薄切り)…200g
- 白菜…200g
- ニンジン…30g
- うずらの卵…6個
- 【A】
片栗粉…大さじ2
鶏がらスープの素(顆粒)、オイスターソース…各小さじ1
塩…小さじ1/2
コショウ…少々
水…1・1/2カップ - ゴマ油…小さじ1
- 好みでごはん…適量
作り方

- 豚肉と白菜はひと口大に切る。白菜の芯は包丁を斜めに入れて、厚みを減らすようにそぎ切りにすると火が通りやすい。

2.ニンジンは厚さ3mm程度に切り、幅2cm程度の短冊切りにする。

3.器にAを混ぜておく。

4.フライパンにゴマ油を中火で熱して、豚肉を炒め、肉の色が変わったらニンジン、白菜の芯を加え3分ほど炒める。

5.白菜の葉を加え、Aを底からもう一度混ぜて加える。

6.全体を混ぜつつとろみをつけ、うずらの卵を加える。


