アートディレクター・中井藍さんの、キックボクシングに欠かせないコスメ。|運動と身だしなみ vol.15

気持ちよく汗をかくときにこそ使いたいコスメやアイテムがある。日々身体を動かしているあの人が、どんなものを愛用しているのか、アクティビティに同行して紹介。第15回は、アートディレクターの中井藍さんがキックボクシングの前後に使う3つのアイテムの話。

text: Aya Sasaki edit: Haruka Hayashi photo: Jin Yamamoto(location),Wataru Kitao(product)

Profile

中井藍(なかい・あい)/アートディレクター。デザイン会社や出版社でデザイナーとして活躍後に独立。主にファッションやビューティーの領域を中心に活動を続ける。また、2021年には、タンクトップやTシャツのブランド〈A.MARU〉をローンチ。シンプルなデザイン性と他にはない生地感で、男女を問わず支持を集めている。@aiaizm @a.maru_tokyo

中井藍さんは、昨年からキックボクシングのジムに足繁く通っている。10年以上前に一度取り組んでいたが、再び真剣に向き合っているところだ。

「以前キックボクシングにすごくハマっていたのですが、仕事が忙しくやめてしまいました。その経験があるので、長らく近寄らないようにしていたんです。ですが友人に誘われて、心が動いてしまい。体験だけならと久々にやってみたら、やっぱり楽しくてそのまま入会。今に至ります」

バンテージを巻いた手にグローブをはめ、脚にレガースを取り付けてトレーナーと実戦形式で対戦。

身体の感覚を戻すために、再開時から週2回と積極的にレッスンをスタート。現在は、以前よりものめり込み、週に3〜4回は通っている。1回あたりの練習時間は2時間弱。頻繁に通う運動としては比較的長めだ。

「1回1時間半ほどのレッスンで、前後のストレッチも入れるとそのぐらいは必要です。レッスンメニューも、サンドバッグを打ったり、ミット打ちをしたり、最後にスパーリングをしたりと、いくつもあります。トレーナーを指名しなければ予約なしで通えるため、自主練的に通ってる方もいますし、私も仕事帰りに立ち寄る習慣に。なにより再開したら楽しくて、キックボクシングの時間を確保して仕事のスケジューリングをしているような感じです」

サンドバッグを相手にキックやパンチの練習を繰り返す。

再開から約1年、ブランクを実感した場面はあったのだろうか。

「身体が覚えていたようで初回からすんなりと出来たんです。キックボクシングは久々でしたが、ヨガやピラティスに通っていた時期もあるし、数年前からEMSトレーニングを継続してきているので、運動自体は常に何かしらやっていたことが影響しているかもしれません」

EMSトレーニングには現在も通っていて、今ではキックボクシングをより楽しむための補助運動の役割を担ってくれているそう。

「これまではお腹やお尻の筋力アップにばかり注力していたのですが、今は苦手意識のあった背中や腕の運動も積極的に取り入れています。キックボクシングは腕を上げる構えが基本姿勢なので、腕を強化した方が疲れにくいんです。大きな筋肉が集まる背中を鍛えたら、体脂肪が減って筋肉量が増加。体重はあまり変化していませんが、見た目的にもシェイプアップされてきました」

体型の変化は、中井さんの日々のファッションにも好影響をもたらす。

「同じお洋服だったとしても、今までより自分の好きなバランスで着ることができていると感じるようになりました。そうなると、これは維持したい。なおさら続けるしかないと思っているところです」

トレーナーの出すミットの位置にキックを繰り出す。

さらに、日々の心持ちにも変化が訪れているという。

「やはり気持ちが前向きになります。なにより、スポーツはやった分だけ成長が分かる。だから達成感も大きいです。今日はこれができた、次はこれをできるようになりたいとショートスパンの目標がいっぱいあり、次々課題をクリアしていく楽しさが自分に向いていると感じます。瞬発力も集中力も必要なので、キックボクシングをしている間は邪念が入り込む隙もなく、その分終わった後には、体はもちろん気持ちもすごくリフレッシュしています」

すっかり生活の一部としてルーティンになったキックボクシング。仕事帰りに立ち寄るため、身だしなみには最小限のコスメを持参。汗だけはしっかりケアすることが、気持ちよくレッスンを終えるためのコツなのだとか。

まずはレッスンのスタート前に、その後の肌状態を考えてひと仕込み。

着替えを済ませたら、まずはマットプライマーをささっと塗る。

「汗によるメイク崩れや皮脂を抑えるために、〈ティポロジー〉のマットプライマーを塗ります。スキンケア効果もあり、白浮きもしないのでメイク未満としてちょうどいい。ジム後にももう一度塗ります」

レッスンが終わると、まとめていた髪を解いて頭皮もリフレッシュがお約束。

運動後の頭皮のムレには、スカルプスプレー。結んでいた髪を、根元から立ち上げて。

「シャワーは自宅で浴びるので、ジムではスカルプ用の〈アスレティア〉のスプレーで不快感を解放。頭皮にしっかりスプレーされるのですごくさっぱりします」

加えて、汗拭きシートで体を拭くことも欠かさないそう。

そして顔を洗ったら肌も軽くいたわる。

帰宅前にはオイルが入った化粧水で潤いを補給。

「しっかりスキンケアをするわけではないのですが、乾燥も気になるのでオイルインの化粧水で保湿します。〈セイル〉は、香りがよくベタつきもなく、運動後のファーストケアとしてちょうどいいんです。軽いボトルで持ち運びやすいところも気に入ってます」

キックボクシングを再開して1年と少し。中井さんは新たな挑戦を控えている。

「試合への出場です。やはり目標があると練習も意欲的になります。以前やっていた時は、身体を動かす機会を自分に与えていただけで、全くそんなことを考えたことはありませんでした。いまは、試合に出場したら、その後自分がどういうふうにキックボクシングと向き合うようになるか、また一つ楽しみに思っているところです」

こんなアイテムも、おすすめです。

キックボクシング前後に使いたい中井さんの愛用コスメに着想したアイテムを、Tarzan Web編集部が見つけました。

マットプライマー

皮脂コントロールでさらっとした肌に

M.M.M.
”塗るあぶらとり紙”とも言われるマットな肌作りに重宝するメイクベース。毛穴の凹凸や皮脂が気になるところに塗ると、乾燥させることなくサラリとした肌へ。自然由来の成分のみでベタつきや化粧崩れを回避し、陶器のようなつるんとした滑らかな肌に。 スキンスムーザ PW 8.5g 3,905円(ムー|コスメキッチン)03-5774-5565

ADDICTION
塗布時は、バームがとろけて肌を潤し、密着するとサラサラとした質感へ変化。毛穴や凹凸をふわりとカバーしフラットな肌表面に。シルキースキンへと仕上げてくれる。携帯に便利な小ぶりなスティックタイプで化粧直しにも活躍。 シルキーバームスティック 5g 4,180円(アディクション|アディクション ビューティ)0120-586-683https://www.addiction-beauty.com/

NATURAGLACE
美容エキスと美容オイルによる独自製法で、肌が乾燥しないようにサポートするシリコンフリーのプライマー。ブルーライトをカットしながら、テカリを抑え、小鼻や毛穴、目元の小皺も滑らかに整えてくれる。石鹸オフが可能。 ポアレス スムース プライマー 20g 3,300円(ナチュラグラッセ|ネイチャーズウェイ)0120-060802 www.naturaglace.jp

スカルプスプレー

頭皮すっきりのドライシャンプー

UKA
汗や皮脂によるベタつきを頭皮環境に着目してリフレッシュ。主成分の伊豆産のクロモジから抽出した蒸留水を50%配合し、保湿はもちろん、髪の水分やハリコシも整え、根元からふわりと立ち上げる。ウッディな香りで気分もリセット。ウカ イズ クロモジ ドライシャンプー 100ml 3,080円(ウカ|ウカトーキョーヘッドオフィス)03-5843-0429 https://uka.co.jp/

WELEDA
オーガニック植物による爽快感と清涼感を得られるスプレー。ひと吹きすれば、クールハーブの清涼感ある香りが髪を包む。収斂効果に優れたセージやローズマリー、ラベンダー、ウルチカウレンスの4つのハーブが髪と頭皮の健やかさを保ち、天然精油の香りで頭皮の皮脂臭を抑えてくれる。ヴェレダ ローズマリー ドライシャンプー 115ml 2,750円(ヴェレダ|ヴェレダ・ジャパン)0120-070601 www.weleda.jp/

PRODUCT
シュッとひと吹きし、シャンプー時のような爽快感と頭皮ケアを。爽やかなシトラスの香りは、スポーツや汗をかく場面のほか、仕事の合間などの気分転換にも良し。スカルプのほか、首元や背中など熱がこもる部分にもボディスプレーとして使えるマルチパーパス。ドライシャンプー シトラス 115ml 1,650円(ザ・プロダクト|ココバイ)03-5476-5270 https://theproduct.jp/?srsltid=AU7gw4Uw5n-TLIVPvAEnoLUXwdcMYBUTgY09rbZYiUjyxB_EsS39KoF9

オイルインウォーター

二層タイプで手軽に潤いチャージ

F ORGANICS
すっと馴染む化粧水と潤いを肌にとどめる程よい油分が1本に。バリア機能が低下することでゆらぎがちな肌に、角層のすみずみにまで潤いを届け、肌のキメを整えてふっくらしなやかな質感へと導く。和漢をイメージしたハーバルな香り。 リペアカーミング ローション 100ml 3,630円(エッフェオーガニック)03-5774-565

NEROLILA
濃い緑のオイル層は肌荒れをケアするタマヌオイルを、淡い緑の水液層には自然農法による初摘み茶葉や抹茶、白樺やエーデルワイスなどの植物エッセンスを凝縮して配合。乾燥で毛穴の目立つ肌を潤いで満たし、引き締め、なめらかに整えていく。ハーバルスムースビューティーセラム 32ml 8,800円(ネロリラ|ICL)0800-300-3312

PINKWONDER
地中海産のホホバ種子油を配合したトナーは、オイルとウォーターエッセンスを7:3の割合で閉じ込めた潤い保持力が特徴。自然由来の成分の力を最大限に引き出したシンプルな処方設計で、肌の乾燥やゆらぎに向き合う。肌を優しく包み込むしっかりとしたテクスチャー。ホホバトナー 200ml 4,200円(ピンクワンダー|フードコスメ)0800-080-2102 https://jp.pinkwonder.co.kr/