悩み知らずなカラダへ!「脚本来の動き」を取り戻す5つのピラティス。
立ち方や歩き方など日常生活の習慣が、カラダに与える影響は大きい。特に普段使わない下半身の筋肉は硬くなりやすく、動きを制限してしまう。脚全体の動きが滑らかになる5つのフローを継続することで「脚本来の動かし方」を取り戻そう。
取材・文/川端浩湖 撮影/内田紘倫 スタイリスト/高島聖子 ヘア&メイク/大谷亮治 監修/Yoshinori Ito
初出『Tarzan』No.890・2024年10月24日発売

教えてくれた人
Yoshinori Ito(いとう・よしのり)/〈Freedom of Pilates〉ディレクター。2005年に渡米。身体機能の改善に興味を持ち、ピラティスインストラクターに。NYのスタジオで指導後、22年に帰国。今年、東京・白金台にスタジオを開設。
目次
まずはカラダの硬さの確認から。
「私が提案するエクササイズは、ピラティスっぽく見えないかもしれません」。
開口一番にそう語るYoshinoriさん。難しいエクササイズをクリアすることがピラティスの目的ではなく、「実際にどれだけ効果を感じられるかに焦点を当てるべき」という考えが基本理念。日常生活や仕事の合間に取り入れやすい、シンプルなエクササイズで、効果を最大限に引き出すことを目指している。
「筋肉の使い方を適切な状態に戻すため、今回は5つのエクササイズをフローで行います。大切なのは呼吸。“吸って伸び、吐いて縮む”を意識してください」
1つ目の足首の動きを行うと、硬くて動かしづらいことに驚くだろう。「股関節の硬さや脚の動かし方の癖が、上記のトラブルに共通する原因」とYoshinori Itoさん。5つのエクササイズをフローで行うことで、全ての悩みが緩和されるという。
エクササイズでは、足首、膝、股関節を順番に動かし、最終的に連動させる。「本来の動きを引き出すのが目的です」。呼吸も意識すべきポイント。カラダを伸ばすときに吸い、縮めるときに吐くリズムを基本にやってみよう。
1日1フローが目安だが、足首を動かすエクササイズのみ別途で1日3回程度行うとさらに効果が上がるという。「足裏感覚を養えるので、ピラティスの準備体操にもおすすめです」。ミニボールがない場合はタオルで代用可能だ。
0.エクササイズのスタートポジション。
床に座り、両手をカラダの後ろにつく。両膝を立てて閉じ、足を腰幅より少し広めに開く。足をかすと膝が開きやすくなるので、エクササイズ中は常に両膝をつけたままの状態をキープする。
1.足首の可動域を広げる。
足を内外に傾ける。
足先を開閉する。
足を内外に傾けながら開閉する(1+2の動きを合わせる)。
2.膝を左右交互に倒す。
3.股関節をねじる。
4.脚でボールをつぶす。
5.ボールをつぶしながらスクワットする。
●足首
●ふくらはぎ
●内腿