NYの座布団職人。タフな街を生き抜くための自体重トレ“カリステニクス”。
タフなニューヨークを生き抜くために。自体重トレーニング“カリステニクス”を習慣にするマイルス・グヴェイアさんの、心身を支えるルーティンに迫った。
text: Shimpei Nakagawa photo: Takeshi Matsumi
『Tarzan』No.924 on sale April 23, 2026.

Profile
マイルス・グヴェイア/シアトル出身。日本とポルトガルをルーツに持つ父親の教えで幼少期から座布団に座っていたことから、2021年に〈Zabu〉をスタート。軽やかなカラーやパターンの生地で作られる、そばがら座布団が人気。Instagram:@zabu_nyc
タフなニューヨークを生き抜く。その必須条件は“健康”。
高まる生活コスト、高額な医療費。以前にも増して、さらにタフな街と化しているニューヨークシティ。この街をサバイブする人々にとって、健康でいることは今も昔も必須条件だといえる。
デッドストックの生地を用いた座布団ブランド〈Zabu〉を営むマイルス・グヴェイアも、ニューヨークに移住した4年前から、トレーニングが生活の一部になった。天気がいい日は公園で友達と“カリステニクス”(=古代ギリシャ語で「美しい」と「強さ」を掛け合わせた造語で、自体重トレーニングのこと)を行う。
「ストレッチをしたあと、縄跳びを300回くらい跳んで、カラダを温める。その後、〈Thenx〉のパラレットを使って、Lシットからタックプランシェという動きを3回10セット。体幹、肩、背中、お尻、脚まで全て鍛えられる。これを週に3〜4回。朝イチで運動すると忙しい日も気持ちよく過ごせるし、道で誰かが怒鳴っていても気にならなくなる(笑)」
トレーニング後には母親のサプリメントブランド〈GoBeYou〉の骨髄エキスプロテインとコラーゲンペプチドに、リンゴ酢やマッシュルームパウダーを混ぜたドリンクでの栄養補給がルーティン。

〈GoBeYou〉のマグネシウムなどのサプリメントは毎日摂る。仲良しのカリステニクスブランド〈Energy〉のボトルを愛用している。
「トレーニングが習慣になったのはニューヨークで自分に起きた最上の変化だと思う。仕事も捗り、継続の大切さも学べるからね」
彼の作る手縫いの座布団は〈イサム・ノグチ財団・庭園美術館〉をはじめ、オーダーの絶えない人気アイテム。一針一針の原動力はトレーニングで培ったものだった。


