疲れにくいカラダは、自宅トレーニングでつくれる!

ストレッチで筋肉がほぐれ、関節の可動域が広がったら次のステップへ。今度はカラダを大きく動かし、眠っていた機能を呼び覚ます番だ。目指すのは、疲れにくく軽やかに動けるカラダ。そのためのトレーニングを紹介する。

text: Kano Ishitobi photo: Hiromichi Uchida styling: Seiko Takashima hair & make-up: Toru Sakanishi

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ステップニーアップ&パンチをしている様子
Profile

清水 忍(しみず・しのぶ)/〈インストラクションズ〉代表、トレーニングジム〈IPF〉ヘッドトレーナー。アスリートのパフォーマンス向上や不調からの機能回復まで幅広く指導。著書に『60歳で最高の体調』(祥伝社)などがある。

ストレッチの次は、動けるカラダづくり。

休日もぐったりで動く気力もありゃしない、なんてあなたにぜひ試してもらいたいのが、トレーナーの清水忍さん考案の疲労回復メソッド。

「最終的に目指すのはアクティブに動けるカラダ。それを目指して逆算方式で進めます。筋肉をほぐすことから始めてストレッチ、トレーニングと徐々にステップアップさせましょう」

STEP UP
  1. ほぐす
  2. 日常ストレッチ
  3. しっかりストレッチ
  4. 簡単トレーニング
  5. しっかりトレーニング

1〜3のストレッチで筋肉の柔軟性と関節の可動域を手に入れたら、次はトレーニングで動けるカラダを育てる番だ。まずは4のダイナミックな動きで全身を連動させ、最終的には5の自体重トレーニングで疲れにくいカラダを目指そう。

▽1〜3の解説はこちら。
ヘトヘトなカラダをリセット!トレーナー考案・疲労回復ストレッチ。

簡単トレーニング|カラダを大きく動かし筋肉を伸縮させる。

毎日のストレッチで関節の可動域が確保できたら、カラダを動かす準備は完了。といってもいきなり筋トレをするのではなく、ダイナミックストレッチの要素が強いトレーニングから始め、カラダの動かし方を再学習。

アンクルホールドニーベント(10回×2セット)

アンクルホールドニーベントをしている様子

  1. 両足を腰幅に開いた状態でしゃがむ。左右の手で両足の足首を後ろから摑む。
  2. 屈伸運動のように足首を摑んだまま膝をまっすぐに伸ばして立つ、またしゃがむを繰り返す。使われている筋肉は大腿四頭筋だが、伸ばされているのはハムストリングス。
Tバランス&エクステンション(左右各5回×2セット)

Tバランス&エクステンション

  1. 片脚立ちになり、上体を深く前に倒す。軸脚の膝は軽く曲げる。両肘を曲げて両手が顔の下に来るようにセット。

Tバランス&エクステンションをしている様子

2.そのまま、浮かせた脚を後ろ、両腕を前にまっすぐ伸ばし、また戻す。5回行ったら逆も。

ウォールプレスローリング(左右各回×2セット)

ウォールプレスローリングしている様子

  1. 壁の前に立ち、上体を前傾させて片手の掌を壁につける。反対側の手は腰に添える。両足は肩幅に開いて膝を軽く曲げる。

ウォールプレスローリングしている様子

2.手の位置はそのまま滑らかな動きでカラダを180度回転。

ウォールプレスローリングしている様子

3.逆の動きで元に戻って1回。5回行ったら逆も。

ステップニーアップ&パンチ(左右各5回×2セット)

  1. 左足を後ろに引いて立ち、上体を前傾させて腰を落とす。両肘を曲げ、右手は前、左手は後ろにポジショニング。後ろ足の踵を床から上げてセット。
  2. 右手を真上に上げると同時に左膝を高く引き上げる。5回行ったら逆も。

しっかりトレーニング|基本の自体重トレで疲れにくいカラダに。

筋肉はほぐれ、関節の可動域もばっちり整った。最後の仕上げは自体重による筋トレ。目的は筋肥大ではなく、疲れにくいカラダづくり。一定の筋力が確保できれば、階段を上ったり小走りするのが苦にならなくなるはず。

スクワット(20回×2セット)

スクワットしている様子

  1. 両足を肩幅に開いて立ち、両腕を肩の高さで組む。
  2. お尻を後ろに引きながら太腿が床と平行になるまでしゃがむ。このとき、背すじはまっすぐ伸ばし、膝が爪先より前に出ないように注意。両足で床を踏んで元の姿勢に。
シングルスクワット(左右各10回×2セット)

シングルスクワットしている様子

  1. 両足を大きく前後に開いて立ち、肩の高さで両腕を組む。左右の膝を曲げて腰を落とし、上体をやや前傾させた姿勢からスタート。
  2. 前脚の膝を伸ばすと同時に後ろの足を床から上げる。元の姿勢に戻り10回繰り返したら逆も。
プランクプッシュアップ(左右各10回×2セット)

プランクプッシュアップしている様子

プランクプッシュアップしている様子

プランクプッシュアップしている様子

プランクプッシュアップしている様子

 

プランクプッシュアップしている様子

  1. 床に左右の肘先をついたプッシュアップの姿勢をとる。
  2. 頭から踵まで一直線の姿勢を保ったまま左手の掌→右手の掌→左肘→右肘の順番で床につく。ここまでで1回。10回行ったら右手の掌を先導させて10回。
プッシュアップ(10回×2セット)

プッシュアップしている様子

  1. 両手を肩幅よりやや広めに開き、両足を揃えて爪先を床についたプッシュアップの姿勢をとる。頭から踵までが一直線になるように。

2.この姿勢を維持したまま両肘を深く曲げ、胸を床ギリギリまで近づける。